NEW
五味 政重
30年経っても色あせない「普遍的な価値」を。
私の空間づくりの原点には、一つの家具ブランドの存在があります。大阪に拠点を置く「TRUCK FURNITURE」です。
出会いは30年前。当時のカタログが提示していた、ライフスタイルの中に溶け込む家具の魅せ方に強く惹かれました。
その印象は今も色濃く残っており、私の自宅でもTRUCKの家具を長年愛用し続けています。
先日、久しぶりに大阪の店舗を訪れましたが、そこで確信したのは「普遍性の強さ」でした。
四半世紀前に私を魅了した家具たちが、今も現役のラインナップとして堂々と展示されている。
時代に流されないロングセラーだけが持つ、圧倒的な価値を改めて肌で感じた時間でした。
この「古びない美しさ」は、私たち光と風設計社が大切にしている設計思想とも深くリンクしています。
私たちは、「人生を積み重ねて愛着の増すロングライフデザイン」を掲げています。
せっかく建てた我が家が、数十年経って「時代遅れのデザイン」になり、満足度が下がってしまうようではいけません。
私たちがご提案するのは、単なるトレンドの追求ではなく、永く住まう中で愛着が深まっていく普遍的なデザインです。
それは見た目だけでなく、将来のコストやメンテナンス性までを含めた「永く安心して住める」ための設計でもあります。
TRUCKの家具がそうであるように、私たちの建築もまた、30年、50年と時を経るごとに価値が熟成していくものでありたい。
流行に左右されず、住まう人の人生に寄り添い続ける。そんな「本質的な価値」を持つ住まいを、
これからも追求し続けていきたいと考えています。
関連コラム