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星野 哲海

子供部屋の広さと収納


こんにちは。星野です。
「子供部屋の広さと収納」について感じていることを共有させていただきます。
ひと昔前は「子供部屋といえば6畳〜8畳、大きなクローゼット付き」というのが一般的でした。
しかし、物価や建築コストが高騰している今、
「部屋を最小限にし、可変性を持たせる」という選択もご提案しております。

あえてクローゼットなどの作り付け収納を設けないスタイルをよくお話します。
「収納がないと不便では?」と思われるかもしれませんが、
お子さんの成長の変化やライフスタイルの変化に合わせて
小さい頃はおもちゃ箱、学生時代はハンガーラック、独立後は趣味のスペース……と、
その時々に最適な市販の衣装ケースや家具を置く方が、効率的とも思っています。

また、作り付け収納があるとデスクやベッドのレイアウトも固定化されてしまいます。
自分の居場所を自由に模様替えしてカスタマイズできる楽しさも残してあげても良いのではと考えてます。

私の自宅では、子供部屋を一室3.4帖で設計しました。「狭すぎるのでは?」
と驚かれることもありますが、例えばロフトベッドを採用すれば、
上段が寝るスペース、下段がデスクや収納スペースになり、限られた面積を2倍に活用できます。

また、部屋を最小限にし、部屋が居心地良すぎないことで、
自然と家族が集まるリビングに子供たちが顔を出すようになります。
さらに面積が小さい分、管理がしやすく、整理整頓の習慣も身につきやすくなります。

子供が個室をフルに活用する期間は、長い人生の中では実はそれほど長くありません。

最初から完璧に作り込みすぎず、「その時々の暮らしに合わせて変化していける余白」を残しておくこと。
それこそが、長く愛せる家づくりのポイントではないでしょうか。
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