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五味 政重
視線が抜ける先に、豊かな日常がある。

先日オーナー様のお引渡しに伺った際に感じた一コマ。
玄関に足を踏み入れたその瞬間、ふっと心が軽くなる。
そんな心地よさを生むのは、空間を貫く「視線の抜け」と「風の通り」です。
真っ直ぐに伸びる土間の先、視線の行き着く場所にそっと顔をのぞかせる窓外の緑。
そして、スケルトン階段を伝って上部から降り注ぐ柔らかな光と、
遮るものなく家全体を巡る心地好い風。
部屋の広さや機能性といった数字には表れない、
この「光・風・緑」が織りなす何気ない日常の一コマにこそ、
住まう人の心を深く満たす癒しの時間が流れるのだと改めて感じました。
ふとした瞬間に「ああ、この家に暮らして本当によかった」と
静かな感動が込み上げてくる。
それこそが、時が経つほどに愛着が増していく、
この家いちばんのお気に入りの瞬間になっていくはずです。
私たちはこれからも、住まう人の五感に寄り添い、
日々の暮らしに豊かな潤いをもたらす空間を丁寧につくり続けていきます。
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