注文住宅に設置してよかった便利な設備を場所ごとにご紹介!
住宅には、少し追加するだけで日々の暮らしを一層便利にしてくれる機能を持った設備がたくさんあります。
この記事では、そんな便利な設備を玄関や浴室といった場所ごとにご紹介します。
はじめて見るものや、知らなかった使い方が見つかるかもしれません。
ぜひ参考になさってください。
□浴室と玄関について
ここから紹介する設備は、あると生活が一層便利になるかもしれないというものです。
そのため、無くても十分に生活でき、いろいろな機能を付けたものの結局は使わずに終わってしまうかもしれません。
しかし、これらの知識を身につけることで選択の幅が広がるでしょう。
実際に取り入れるのかどうかはしっかりと考えるようにしてください。
まずは浴室です。
ここでは、浴室にあると便利な機能を2つ紹介します。
1つ目は浴室乾燥暖房機です。
少し難しい名前をしていますが、暖房と乾燥の機能だけがついたエアコンだと考えればわかりやすいでしょう。
浴室乾燥暖房機があると、冬でも入浴前に寒さを感じることはありません。
時間がなくてシャワーで済ませたいというときも、これがあれば寒さに震えながらシャワーを浴びる必要も無いです。
また、浴室の暖房は気分的な問題だけではありません。
入浴時の寒暖差は体に大きなダメージを与え、ヒートショックといった体への重大な悪影響も考えられます。
高齢者やからだの弱い人にとっては命に関わる問題でもあるので、そういった方と一緒に住む予定であれば、浴室の暖房機能は喜ばれるかもしれません。
浴室乾燥暖房機の魅力は他にもあります。
乾燥機能を使えば、湿気によるカビの発生を抑えられるほか、少量であれば洗濯物を乾かす場所としても利用できます。
雨の日にどうしても洗わなければいけないものがある場合には非常に便利ですね。
浴室にあると便利な機能の2つ目はテレビです。
テレビを見るのがやめられなくてなかなかお風呂に入れない、という方も多いのではないでしょうか。
しかしお風呂にテレビがあれば関係ありません。
お風呂に入りながらテレビも見られれば、むしろ時間の有効活用とさえ思ってしまいますね。
ただし、お風呂にテレビがあるばかりに一人ひとりの入浴時間が長くなり、回転が悪くなってしまうという可能性もあります。
そのため、お風呂を使用する時間を定めるといった対策をすると良いでしょう。
□ トイレについて
つづいてはトイレにあると便利な機能の紹介です。
ここでご紹介するのはタンクレストイレです。
その名の通り水を貯めておくタンクが無く、狭いトイレ空間を比較的広々とした印象にしてくれます。
タンクが無くなると便器周辺も物が減りすっきりするため、掃除がしやすくなるでしょう。
また掃除のしやすさでは、汚れがつきにくい便器というものもあります。
従来に比べ汚れが付着しにくい素材を用いており、これまでよりも便器掃除の頻度は少なく済むでしょう。
2階建ての1階と2階両方にトイレをつくるという案もあります。自社では標準でおすすめさせていただいております。
朝の準備の時間に混雑することも、冬の夜中に寒い家の中を1階まで下りる必要もなくなるので便利です。
□防犯に役立つ機能とは
防犯のことを考えると、玄関に追加したい機能はたくさんあります。
1つずつ見ていきましょう。
まずはモニター付きインターホンです。
録画機能があれば不在時に誰が訪ねてきたのかもわかりますし、子どもの留守番時にも安心です。
つづいてご紹介するのは人感センサーです。
夜遅くに帰宅したとき、真っ暗な中で電気のスイッチを探した経験はありませんか。
自動で電気が点いてくれれば、便利なだけでなく段差につまずいて転倒することもなく安全でしょう。
ただし、玄関のすぐ外に灯りをつけてしまうと虫が集まって大変だという声もあるので注意が必要です。
また宅配ボックスもあると便利かもしれません。
家に居る時間が短い人は、なかなか宅配物を受け取れないということはありませんか。
宅配ボックスがあれば家に居なくても荷物の受け取りができるため、そのような不安がなくなります。
共働きや産後の復職を考えている方には適しているでしょう。
最後にご紹介するのは電気錠です。
いわゆるカードキーと呼ばれるもので、カードをタッチするだけで開錠するものや、カードをポケットに入れたままドアノブを引っ張ることで開錠するものもあります。
ホテルの部屋の鍵や車の鍵をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
カードキーは鍵穴が無く、ピッキングされる可能性も無いため安全性が増すとも言われています。
カード自体を紛失してしまっても、残りのカードを再登録してなくしたものを無効にしてしまえば問題ありません。
□まとめ
あると便利かもしれない機能をご紹介しました。
冒頭にも書いたように、設置してからやっぱりいらなかったと後悔したのでは遅く、実際の生活をイメージしながら必要かどうかを判断しなければなりません。
またあってよかったと思える機能の選択も家づくりをしていただく際の、準備しておきたいポイントとなります。
この記事が、少しでもみなさんの家づくりの手助けになれば幸いです。