暮らしのノート 心地好い住まいのヒントを綴ります
人生を彩る、思い出という宝物。 山田 貴次
スティーブ・ジョブズが亡くなって、今年の10月で15年が経ちました。
彼の言葉として語られているものの、本当に本人が残した言葉なのかどうかはわかりませんが、それでも、私の心にずっと残っている言葉があります。
「やっと理解したことがある。
私が勝ち得た富は、死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。」
この言葉に触れるたびに、人生において本当に大切なものは何なのだろう、と考えさせられます。
家族と笑い合った時間。
子どもたちの成長を感じた瞬間。
何気ない日常の中にあった、小さな幸せ。
そんな思い出こそが、人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。
住まいは、思い出を育む場所。
休日の朝、家族でゆっくり朝食を楽しむ。
庭で子どもたちと遊ぶ。
窓から入る心地好い風を感じながら、何気ない会話を楽しむ。
そんな日常の積み重ねが、いつしか家族の大切な思い出になっていく。
住まいとは、ただ暮らすための箱ではなく、家族の思い出を育んでいく場所。
そう考えています。
だからこそ、家づくりで大切にしたいのは、
「この家で、家族とどんな心地好い思い出を育んでいきたいか?」
ということ。
その未来を思い描くことが、家づくりの大切なゴールになるのだと思います。
家は、完成したときがゴールではありません。
いつか人生を振り返ったとき、
「この家で暮らせて、本当に良かったね」
そう思える住まいを一緒に考えませんか?
家族で沢山の心地好い思い出を語り合える住まいを。