引っ越したらまずやることとは?準備と手順について詳しくご紹介!
新居に引越しした際、やることが多くて何から手を付けたらいいのか迷ってしまう、という方は多いかと思います。そのような場合に、事前にやることを把握しておけば引越し後もスムーズに生活を始めることができるため安心です。今回は、引っ越したらまずやることについてご紹介いたします。
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□新居へ荷物の搬入とその前にやっておくべきこと
まず1つ目に、事前に引越し業者と時間の打ち合わせを行なうことです。
引越し業者の車に乗って一緒に引越し先へ移動することは法律上禁止されています。そのため、別行動になりますので、荷物の搬出から搬入までにどれくらいの時間を要するのか、事前にシミュレーションをしておくことが重要です。
現在住んでいる家の荷物の搬出後は、部屋の確認や鍵の返却、ガスを止める際の立ち会いなどですぐに家を出られないことも多いので要注意です。また、遠方に引越しを行なう場合には、移動手段により、翌日着になるのか、午後以降の搬入の方が都合が良いのか等も含め検討が必要です。
2つ目に、新居に到着次第、家の写真を撮ることです。
特に、内装部分は荷物の搬入が始まると、まっさらな状態での写真を撮影することは難しくなります。場合によっては、新築でも傷や汚れが見られることがあるので、日時と一緒に写真に記録しておくことで後日修繕対応されることがあります。スマホでの撮影で問題ありませんので、家の写真を撮影するようにしましょう。
3つ目に、荷物の搬入の流れを確認することです。
どの部屋の荷物から搬入を開始するのか、どの荷物をどの部屋に置くのかなどを事前に確認しておくとスムーズに搬入が行なわれます。ポイントは、現在の住居の荷物を段ボールに詰める際に、引越し先の部屋をナンバリングしておいて、その番号を段ボールに記載することです。ナンバリングを引越し業者と共有することで、どの荷物をどの部屋に運ぶのか、確認を取らなくても作業を進めることができます。
荷物の搬入では人の出入りが増え、落ち着かない状況になるため、事前に対策をしておくことでスムーズに作業を進めることができます。現地支払いの場合には、作業終了後に支払いが行なわれますので、クレジットカードの使用可否についても確認しておくと良いでしょう。
□引越し当日にやること
引越し当日は、やることがたくさんあります。
漏れなく行えるように確認しておきましょう。
*最後の荷物確認、掃除
忘れ物がないか収納を全て開けて確認しましょう。忘れ物として多いのは、当日まで使用するスマホの充電器や、ベランダグッズ、トイレ周りの掃除用品等です。また、退去時には簡単な掃除をしましょう。そのため、掃除機やクイックルワイパーなどの掃除道具は、最後に搬出するようお願いしておくと良いでしょう。
*ライフラインの確認
旧居、新居ともにライフラインの停止や開設の手続きが必要です。場合によっては立ち会いが必要なことがあるので、事前に依頼し確認しておきましょう。寒冷地の場合、凍結対策としてガス栓を閉めずに退去することもあります。地域差もありますが、ブレーカーは落として退去することが基本になっていますので、電力会社に確認して対応してください。
*旧居の明け渡し
大家さんや管理会社の方の立ち会いの下、荷物搬出後に明け渡しを行ないます。ここでは、壁や床の傷や、壁紙の汚れ等を一緒に確認し、差異が無いことを確認してサインをします。
鍵を返却して退室すれば完了です。
移動後には、必要に応じて新居の近所への挨拶回りを行ないます。
賃貸の場合には行なわない方も増えていますが、注文住宅など戸建ての場合には長いお付き合いになりますので挨拶をしておくことで交流関係ができます。
挨拶の品としては、タオルや洗剤などの日用品やお菓子を持参される方が多いです。
□引越し後にするべきこと
引っ越しが完了したら、各種手続きを行います。
役所で行なう手続きは、基本的に、転入届、国民年金、国民健康保険、印鑑登録の4つの手続きです。また、妊娠中やお子さんがいる場合には、母子健康手帳の登録変更、児童手当の変更手続き、子どもの転校届け等が必要になります。一度で全て済ませられるよう、印鑑やマイナンバーカードなど、必要な持ち物を事前に確認しておくとスムーズです。
他に必要な手続きは、運転免許証の住所変更、自動車やバイクの登録変更、ペットの手続き、各種資格やクレジットカード・保険の住所変更などがあります。場合によっては、役所で手続きできるものもありますが、地域や特性によっても異なりますので各市町村へご確認ください。
□まとめ
今回は、引っ越したらまずやることについてご紹介いたしました。やることが多くて気が滅入ってしまうかもしれませんが、これさえ終われば新生活がいよいよ開始します。引っ越し準備リストとして、是非ご活用ください。