新築に庭は必要?注文住宅における庭づくりのコツとは?
新築をお考えの方の中には、庭の広い家に憧れをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、住宅に庭を設けるメリット・デメリットや失敗例などをご紹介します。
ぜひ庭づくりの参考にしてみてください。
□庭を設置するメリット・デメリットとは?
庭を設置することにはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもゼロではありません。
ここでは、庭のメリットとデメリットを3つずつ紹介します。
*メリット
1つ目は、敷地にスペースができることです。
敷地にスペースができることによって、家の周囲に余裕が生まれます。
そのため、十分な日当たりと風通しが確保できるでしょう。
日当たりや風通しが良ければ、それだけ家で過ごす時間が快適になりますよね。
スペースの余裕が生まれることによって窓からの見晴らしも良くなるため、開放感のある家に仕上がります。
2つ目は、ガーデニングを楽しめることです。
庭のスペースがあれば、そこで趣味の園芸を楽しめます。
きれいな花々や樹木の季節ごとの変化を楽しみ、植物を育てる喜びを味わえます。
また、自分で育てた植物で庭をおしゃれにアレンジできるのもガーデニングの魅力です。
外観も美しくなるため、雰囲気や美しさを重視する方にとって、庭の存在は非常に重要です。
3つ目は、子供の遊び場として使用できることです。
ある程度の広さを持った庭があれば、そこに砂場や滑り台を設置したり、夏の間はビニールプールを置いたりもできます。
芝生を敷けば子供が転んでも安心で、さらに見た目もきれいです。
他にも友人を呼んでバーベキューを楽しんだり、テントを張ったり、ペットと遊んだりと色々な楽しみが増えるでしょう。
身近な環境に自然があることは、視線の抜けを感じられ、自然に恵まれた山梨の暮らしを楽しむために必要不可欠なものです。
庭といえは豊かな住まいにおいて、欠かせない存在であるといえます。
*デメリット
1つ目は、手入れが必要になることです。
庭が広いと、どうしても管理の手間が増えてしまいます。
ガーデニングや庭いじりが好きな方にとっては問題ではないかもしれませんが、忙しくて時間をなかなか確保できない方は、庭の手入れを面倒に感じてしまう可能性があります。
また、雑草を放置しておくと見た目が悪くなる上に、虫も発生してしまいます。
雑草が生えてこないように、あらかじめ防草シートなどの工夫を施しておくと良いでしょう。
2つ目は、目隠しが必要になることです。
庭が道路や他の住宅に面している場合、目隠しを設置しないとプライバシーの問題が発生してしまいます。
子供を遊ばせる場合は特に、プライバシーは守りたいですよね。
柵を設置したり木を植えたりすることによって、プライバシーを守りましょう。
また、庭の設置において費用をご心配される方もいらっしゃいますが、これは庭だけでなく家の間取りとトータルで計画することにより、予算を抑えることができます。
□芝と砂利は何が違う?
庭を設ける際に考えなくてはいけないことの1つに、地面をどうするかという問題があります。
ここでは、おすすめの2種類の地面「芝」と「砂利」の違いを紹介します。
芝を用いるメリットとしては、見た目の美しさが挙げられます。
また芝にはクッション性があるため、子供やペットを遊ばせる場合でも安心です。
さらに天然芝の場合、夏期の熱環境の緩和にも効果的です。
逆にデメリットとしては、定期的なお手入れが必要になってしまうことが挙げられます。
水やりや除草、肥料を撒いたりと、きれいな状態を維持するためには手間がかかってしまいます。
一方で砂利の場合、メンテナンスの手間が省けることです。
防草シートを敷いてから施工することで雑草が生えてくるのを防げるため、その後の管理は基本的に必要ありません。
また踏むと音が出るタイプの砂利にすれば、防犯効果も期待できるでしょう。
砂利のデメリットとしては、比較的コストが高いことが挙げられます。
特に美しい砂利やデザイン性のある砂利を選ぶと、それなりに金額がかかってしまうことを頭に入れておきましょう。
□庭造りの失敗例を紹介!
庭を設置する際には、ありがちな失敗例を知っておくことも大切です。
ここでは、3つの失敗例を紹介します。
1つ目は、水道管が浅い位置にあったことです。
水道やガスの配管を先に設置してから庭のデザインを考える場合、庭の工事をしようとした際や木を植えようとした際に、配管が邪魔になって庭のデザインを実現できなくなってしまう可能性があります。
そのため、できる限り庭のデザインと建物の計画は同時に考えると良いでしょう。
もし庭のデザインを細かく決められない場合でも、木を植える位置や石を埋める場所、タイルを張る場所などはあらかじめ決めておくことが重要です。
2つ目は、手入れが頻繁にできなくなることです。
育てる植物によっては、こまめな手入れが必要になるものもあります。
例えば落ち葉が多い植物の場合だと、落ち葉の掃除が欠かせません。
想像以上に庭の手入れが必要で、きれいな状態を維持できなくなってしまうケースも考えられます。
手入れにどのくらいの手間や時間がかかるのか、ある程度把握しておきましょう。
3つ目は、費用と予算が合わなかったことです。
庭づくりには植栽や舗装材、柵やガレージなど、さまざまな資材や工事が必要になります。
必要な費用と予算のバランスを考えておかないと、作業の途中で予算をオーバーしてしまい、庭が未完成のまま終わってしまうことも考えられます。
それを防ぐためには、事前に細かな計画を立てておくことが大切です。
「庭は、生活を始めてから考えればいい。」と思われる方も多いですが、予算的な問題が絡んでくるため、結局10年経っても何もやらないままで庭とつながる暮らしを味わうことができていないお宅がほとんどです。
庭といえは一体と考え、家づくりの大切なメインの一つとして計画に組み込んでおくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、庭のメリット・デメリットや芝と砂利の違い、庭づくりの失敗例について解説しました。
失敗例を知っておき、同じ失敗をしないようにしましょう。
山梨で美しい庭を備えた注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。