テレワークをされている方へ!家の環境についてご紹介します!
政府が推奨していることもあり、近年テレワークで仕事をする人が増えています。集中して働くには家の環境が整っておらず、お困りの方もいらっしゃるようです。では、テレワークをするにはどのような環境が求められるのでしょうか。ここでは、テレワークに適した家についてご紹介します。
△こちらは「久保ノ内の家」(画像クリックで施工実例になります。)
□テレワークに適した環境
テレワークには、以下のような環境が必要です。
*心身に負担がかからない環境
テレワークでは、これまでくつろぎの場であった家が仕事場になります。そのため、プライベートと仕事の区別がつきにくく、家にいてもくつろげない、仕事をしていても集中できないという問題が起こります。家の中にあるテーブルや椅子などは、くつろぐのに適したものが選ばれています。これらのテーブルや椅子は、必ずしも仕事に適しているとは限りません。そのため、必要に応じて、作業に集中するためのものを購入する必要があります。また、部屋の照明も、仕事に適した照度がなければ、明るいものに交換しましょう。
*仕事の邪魔にならない場所を確保する
お子さまが小さかったり、パートナーが主婦(主夫)だったりすると、リビングダイニングでは会話や生活音が常にしている状態になります。テレワークしているそばで、子供が遊んでいたりテレビが流れていたりすると、気が散って仕事になりません。そのため、なるべくリビングやダイニングとは離れた位置に、仕事に集中できる場所を確保することが大切です。
□テレワークにおすすめの書斎の間取り
*書斎の種類
テレワークのための書斎をつくる場合は、「オープン型」と「クローズ型」のいずれにするかをまず決めていきます。クローズ型は、書斎がひとつの部屋として独立しているタイプで、オープン型はリビングや寝室などの一部をワークスペースとして使えるようにしたタイプのものです。
クローズ型であれば、仕事や作業に集中できるため、生産性が高まります。また、仕事以外にも一人になりたいときに部屋に籠ることができるため、家で自分だけのプライベートな時間を楽しむこともできます。web会議が多かったり、契約書等の重要書類を広げることが多かったりする方は、クローズ型がおすすめです。
オープン型であれば、家事の合間に作業をしたり小さなお子さまから目を離さずにパソコンに向かえたりするため、お子さまがまだ小さいご家庭でおすすめの間取りです。テレビの近くでは作業に集中できないため、LDKの中でも比較的静かで集中できる場所にワークスペースを設けると良いでしょう。
*書斎の広さ
1畳~3畳ほどが、書斎の広さの目安になります。案外狭い空間の方が、仕事や作業には集中しやすいものです。1畳でもデスク、チェア、小さめの本棚がおけるため、特に不便は感じないでしょう。秘密基地のような感覚で自分だけの空間を楽しめます。
2畳であれば、広めのデスクを設置したり、大きな本棚を設置したりできるようになります。参考資料が多く必要な仕事の方や、書斎で仕事だけでなく趣味の読書も楽しみたいという方は、大きな本棚をおける広さを確保すると良いでしょう。
3畳あれば、夫婦2人で書斎を使用することができます。共働きで2人ともテレワークというご家庭も増えてきています。2人一緒の書斎でテレワークすることで、電気代の削減にもつながります。また、小さな1人掛けソファなどを置いて、ひと休みできる空間を設けるのもおすすめです。一息つきながら、継続的に仕事に集中することができます。
□テレワークにあると便利なもの
*疲れない椅子
テレワークでは、長時間パソコンの前に座って仕事をします。会社の椅子は仕事用に作られているので、長時間座っても疲れないようにできています。しかし、通常のご家庭用の椅子はそうではありません。あくまでもリラックスするための椅子なので、長時間仕事をするのには向かない場合もあります。そこで、パソコン仕事をして疲れるようなら、オフィス用の椅子に取り換えましょう。
*マイク付きヘッドホン
テレワークには、オンライン会議がつきものです。テレワークでは会議中も家族が近くにいるので、声が漏れないように、マイク付きヘッドホンを用意することをおすすめします。ヘッドホンをつければ、家族が会話していたりテレビをつけていても、音を遮ってくれるので会議に集中できます。
*吸音パネル
オンライン会議では、人の声が聞き取りにくい場合がありますが、吸音パネルを取り付けると聞き取りやすくなります。また、吸音パネルには遮音効果もあるので、周囲で生活音がしても、会議の相手に聞こえることもないため、ストレスなく会議に参加できます。
□まとめ
最近では、テレワークで仕事をする人が増えています。テレワークには、心身に負担がかからない集中できる環境を作ることが大切です。そのためには、家の中で集中できる作業スペースを確保しましょう。また、疲れない椅子やマイク付きヘッドホン、吸音パネルなどがあるとさらに便利です。